校区社会福祉協議会・ふれあいの会

小地域ネットワーク活動とは、校区社会福祉協議会(以下、校区社協)が中心となって、地域で支援を必要とする一人ひとりに近隣の人びとが見守り活動や援助活動を展開する活動のことです。

久留米市では、「ふれあい訪問活動」「食事サービス」「ふれあい・いきいきサロン」活動を3本柱として、市社協・校区社協・住民が協力し、地域の「健康・いきがい・あんしん」づくりに取り組んでいます。

校区社会福祉協議会について

校区社会福祉協議会(以下、校区社協)は、地域住民が自分自身の住む町の福祉を向上させるため、目配りを行い、困りごと、悩み事を持つ人にはできる範囲で援助を行うことを目的に、各校区単位で組織されている団体です。 校区社協は、組織単独ではなく、校区住民や他の団体(民生委員・自治会・コミュニティセンターなど)と連携しながら、小地域福祉活動の推進に取り組んでいます。

※校区社会福祉協議会活動の手引きについて・・・校区社会福祉協議会やふれあいの会の概要や活動についてまとめた冊子です。
校区社会福祉協議会活動の手引き

「ふれあいの会」について

ふれあいの会は、校区社協が取り組む「地域の福祉の向上」を推進するために、「地域のために、地域の人が、地域の人に対して」ボランティアを行うために、校区社協の内部組織として結成された会です。ふれあいの会は、地域住民により構成され、校区社協が行う小地域福祉活動に協力しています。

「ふれあい訪問活動」について

久留米市の小地域福祉活動のもっとも基本となる活動が、「ふれあい訪問活動」です。
訪問活動は、ふれあいの会のボランティアが2~3人のペアを組み、地域の高齢者を訪問し安否確認ならびに声かけ、軽微な手伝いを行います。
また、ふれあいの会では班長会を行い、訪問活動の際に気づいた高齢者の生活課題の解決に向けた話し合いや、ふれあいの会員同士の情報交換・意見交換などを行っています。

「ふれあい食事サービス活動」ついて

ふれあい食事サービス活動は、「食」を通して、高齢者の交流の機会といきがいを提供するものです。ふれあい食事サービス活動は「食事会」「配食」に大別され、「食事会」は校区公民館を会場に、地域の高齢者を招き、手作りの食事を提供します。「配食」は校区公民館等で調理した食事を、ボランティアの手で直接自宅まで提供するもので、校区の地勢やニーズにより、いずれかもしくは両方の活動が展開されています。

「ふれあい・いきいきサロン活動」について

ふれあい・いきいきサロン活動は「小地域で行う地域住民の交流会」です。
ふれあい・いきいきサロン活動では、この「小地域」を小学校区単位よりさらに小さく定義し、私たちにもっとも身近な小さな区域(集落や自治区程度の広さ)を単位とし想定して活動を推進しています。
このお互いの顔や家が分かる程度のエリアを対象に、高齢者や障害者・児童をはじめとした地域住民とボランティア(ボランティアも地域住民のひとりです)が一緒になって企画し、内容を決め、運営していく仲間作りと孤独防止のための活動です。

「地域福祉活動事例集」について

久留米市では、地域の困りごとの解決や、誰もが安心して暮らし続けられる、「支え合うこころあふれるまち くるめ」の実現を目指して、各校区で様々な地域福祉活動が展開されています。
今回、各校区の想いやアイデアを「地域のおたから」としてまとめました。
今後の地域福祉活動の参考や、新たな取組みのきっかけにしていただけたらと思います。また、たくさんの人がこの冊子をきっかけに、「これなら協力できる」「この取組みに参加してみたい」と思っていただけると幸いです。

くるめのおたからあつめました ~地域福祉活動事例集~


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地域福祉課(電話:0942-34-3035)